三谷産業株式会社
卸売業・小売業
給付型奨学金制度
取組の目的・背景
三谷産業株式会社(以下、三谷産業)は、社員のワーク・ライフ・バランス、障がい者雇用、環境・教育・子育て等の分野における社会貢献活動を推進しています。「社員を家族のように思う」三谷産業の取組のうち、特長的なものをご紹介します。
日本学生支援機構の調査によると、2016年度末時点で奨学金の返還を要する者(返還期日到来分のみ)は、のべ3,984,551名。そのうち1日以上の延滞者は335,026名、3カ月以上の延滞者は160,580名おり、社会人になって返済に苦労する人が増えていることが社会問題になっています。
社員の年収は業績や個人成果によって変動しますが、三谷産業は「経済的理由により子女の学習機会が制限されるべきではない」という考えのもと、給付型奨学金制度を導入しました。
社員が安心して働き、目標達成に向けて自己成長を実現できること、次代の社会を担う子ども一人ひとりの育ちを応援することを目的としています。
取組方法・プロセス
社員の子女が大学進学に際してかかる授業料の一部、もしくは全額を給付します。
取組の効果
2022年度の支給対象数は、社員40名(子女44名)にのぼり、多くの社員の経済的負担を軽減し、子女の学習環境をサポートしています。