三谷産業株式会社
卸売業・小売業
時差出勤制度
取組の目的・背景
三谷産業株式会社(以下、三谷産業)は、社員のワーク・ライフ・バランス、障がい者雇用、環境・教育・子育て等の分野における社会貢献活動を推進しています。「社員を家族のように思う」三谷産業の取組のうち、特長的なものをご紹介します。
2018年10月より施行された「改正育児・介護休業法」に基づく育児休業期間の延長の他に、育児参加機会の創出やキャリアアップを求める社員からの声に応えるとともに、会社が社員とその家族の生活を豊かにするために、とりわけ男性社員の育児参加を推進するために職場環境のさらなる改善を目的としています。
取組方法・プロセス
三谷産業ではこれまで、有給での配偶者出産休暇や短期育児休業、育児・介護における手当支給など法令制定以前から制度化を進めてきており、ここ数年来における女性社員の育児休業取得率100%や、育児・介護を理由とした退職者ゼロといった成果が出ています。
2017年9月より、仕事と家庭の両立支援取組みの一環として、育児・介護に携わる社員を対象に「時差出勤制度」を導入し、さらなるワークスタイル選択の拡充を図ることとしました。未就学児(小学校就学前まで)・要介護認定者を持つ社員について、通常の始業/終業時間(8:30/17:00)の前後1時間30分の間で繰り上げ・繰り下げする時差出勤を認めるものです。(1日の所定労働時間は7.5時間)
取組の効果
育児参加などを目的に継続的に時差勤務を活用する社員が複数名おり、社員とその家族との生活を豊かにすることにつながっています。