三谷産業株式会社
卸売業・小売業
ヘルスキーパー採用
取組の目的・背景
三谷産業株式会社(以下、三谷産業)は、社員のワーク・ライフ・バランス、障がい者雇用、環境・教育・子育て等の分野における社会貢献活動を推進しています。「社員を家族のように思う」三谷産業の取組のうち、特長的なものをご紹介します。
2005年7月から民間企業における障害者の法定雇用率は1.8%、2014年からは2.0%、2018年からは2.2%に引き上げられました。
三谷産業では、障がい者の雇用および自立サポートを目的に、「障害者雇用促進法」に基づき、障がい者雇用を行っています。
一方で、業務のIT化に伴い、身体疲労やストレスによる肩こり、目の疲れ等を訴える社員が増えてきました。
そこで2003年、社員の身体疲労回復およびリフレッシュを目的としてマッサージルームを常設。マッサージルームでヘルスキーパーとして勤務する視覚障がい者を採用することで、障害者雇用率も満たすことができました。
取組方法・プロセス
マッサージルームで働くヘルスキーパーは、金沢本社に2名、東京本社に2名の計4名が常勤しています。その他の事業所への出張マッサージサービスも行っています。
取組の効果
2017年度、社員のマッサージルーム利用回数は、年間2,232回にのぼりました。「身体の疲れで仕事の効率が上がらないとき、マッサージルームを活用して効果的に休憩を取り入れることで、リフレッシュすることができる」と多くの社員から好評です。