ネッツトヨタ石川株式会社
卸売業・小売業
来店型営業の促進と業務効率化
取組の目的・背景
自動車販売業界は土・日曜日の勤務が多く、営業的観点から業務も不規則で、労働時間が長くなる傾向があった。
このため、営業活動を見直し、同時に業務効率化による労働時間の削減をめざし改革活動を実施、同時に社員の定着化を図ることとした。
取組方法・プロセス
・営業活動においては従来の訪問型営業からお客様来店型営業に切り替え、営業活動のほとんどを店内で実施。また来店予約を促進し、営業活動を計画的にできるように「営業活動の変革」に取り組んだ。
・時間外労働と業績のデータを活用し、各拠点において業務改善を実施。継続して情報を共有することにより、各拠点において生産性向上の概念を醸成し、店舗格差の解消を図った。
取組の効果
来店型営業の促進・業務効率化により、移動時間などの労働時間を削減、お客様対応を個人だけでなくチームでもカバーできるようになった。その結果、社員同士の連携が強化され、働きやすい職場づくりにもつながった。
また、生産性向上による時間外労働の削減によりプライベート時間を創出。土・日曜日の勤務が多いにもかかわらず、産休・育休の取得実績も増え、男女ともに離職率が下がり社員の定着化ができた。