男女ともに誰もが働きやすい環境づくり
取組の目的・背景
当社ではSDGsを経営方針に取り入れております。その中で、SDGsゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」に焦点をあて、女性だから…、男性だから…といった決め付けではなく、
「男ばかりの建設業」から「男女問わず活躍できる建設業」のパイオニアを目指し、ライフステージごとの女性活躍・子育て支援のみならず地域の子育て支援にも取り組んでいます。
取組方法・プロセス
【1】えるぼし認定三ツ星の取得
女性の職業生活における活躍の推進をしている企業に認定されるえるぼしを取得しました。社外へも情報を発信する事で更なる女性活躍の推進・男女のギャップ差が軽減されたと思います。
【2】男女・専攻問わずの採用(女性の積極的採用)
・経験問わず受け入れ可能
・多角的な経営により、女性比率は平成25年10%⇒令和4年50%
・各部署でOJT育成の実施
・資格取得支援制度の実施
【3】一人一人に合った柔軟な働き方ができる環境整備
・柔軟な働き方が出来るように、育児中の社員を対象に、育児の状況にあわせた雇用形態への転換(正社員からパートや短時間正社員に転換や、いつでも同条件で正社員への復帰可能とする)
【4】育児・子育て中の社員が就業継続し、活躍できる仕組み
・育児と子育てを経験した女性技術者をロールモデルとし相談窓口を設置
・企業トップより毎年全社員に向けて女性活躍推進や誰もが活躍できる取り組みを社員に周知
・育児休業を取得しても変わらない昇進基準及び人事評価制度の導入
・不妊治療支援の為、時間単位での休暇取得を可能とする
【5】子供との時間を確保できる体制(仕事と子育て両立)
・男性育児休業取得促進のため、配偶者が出産した場合は育児休業取得について本人と面談の上決定
・子供の行事の為の特別休暇制度の導入
取組の効果
えるぼし三ツ星取得により、社内だけでなく社外へも取り組みが評価され、お子さんがいる社員からは「子育ての状況にあわせて柔軟に働くことができる」や、若手社員からは「将来自分が子育てするとなっても安心して永く働くことができる」といった声がありました。
また、社内独自の休暇制度を設けたことで、男性でも子供の行事にしっかりと参加出来るようになり、「今まで休みづらかったが子供の行事に参加しやすくなった」などの声もありました。
今後も、制度を設けるだけでなく継続的に社員に利用してもらえるよう会社として進めていくことと、多様なライフステージに合わせた働き方ができるように働きやすい環境づくりを行っていきます。