働き方改革取組事例
加賀建設株式会社 建設業

誰もが元気でいられる社会を目指した「Well Being ―健康経営―」

取組の目的・背景

近年、一億総活躍社会実現に向けた働き方改革が企業に求められるなかで、当社においても、社員一人ひとりが健康に永く働くことができ、最大限の力を発揮することができるよう、職場環境の改善や社内制度の見直しを行ってまいりました。
加賀建設では更なる成長を目指して、従業員や家族の皆様が「健康であり続ける」ことができるよう会社の重要施策として「健康経営🄬の推進」をかかげ、経営者からのメッセージとして『健康経営宣言』を制定し、健康増進に向けた取り組みを行うことと致しました。

※「健康経営🄬」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

取組方法・プロセス

【1】健康診断の徹底
当社では性別や年齢に応じて受診項目を追加し、定期健康診断を実施し、産業医は全社員の健康診断結果を確認し、必要に応じて健康指導を実施しています。

【2】労働時間管理
毎週水曜日をノー残業デーとし、残業が必要な場合には事前申請をするなど、残業時間の抑制・解消を図っています。

【3】運動機会の促進
定期的に社内レクリエーションを開催しております。テニスやフットサル、ハイキングなど年間を通して様々なスポーツイベントを今後も行う予定です。

【4】食生活の改善に向けた取り組み
社員1人1人が気軽に野菜を摂取できるよう、1日の接種目標値とされている350gのうち一般的に不足とされている68.6gを補うために「スムージー」の社内販売を始めました。

【5】従業員の健康管理
健康サポートアプリを活用し、毎日の歩数管理を従業員自身が行うことで、
運動を習慣づけています。

取組の効果

社員からは、「会社でも手軽に野菜摂取できるようになった」との声もあり、日頃の野菜摂取量が増えたことで、社員の食生活のバランスの改善・メタボリスクの改善にもつながりました。
また、「日常的に運動する事を習慣化でき、ダイエット効果、肥満防止につながった」、「自身の健康状態を把握する事で健康に対する意識の向上につながった」との声もありました。
今後も継続して健康増進に向けた取り組みやメンタルヘルス対策を行い、ウェルビーイングな企業を目指します。

加賀建設株式会社

金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2016年度
高年齢者の就労環境の整備 女性の地位向上の推進 ワーク・ライフ・バランスの推進 アメニティ空間の整備
・健康な方であれば、65歳を過ぎても継続して雇用している。
・公正な能力評価を実施することで、女性も管理職に起用している。
・イクボス中小企業同盟に加盟するなど、社員の充実した生活を促進している。
・休暇取得については時間単位で取得が可能であり、女性に限らず男性社員にとっても学校行事に参加しやすく配慮している。
・建設土木業界では女性社員が少ない中、女性が働きやすいようトイレ等職場のアメニティ空間を整えることで女性の活躍に努めている。
業種
  • 建設業
事業内容
土木工事(陸上・海上)及び建築工事の施工管理、飲食業、製造・販売業
従業員数
126名(2023年3月1日現在)
Webサイト
https://www.kagaken.co.jp/