金沢版働き方改革推進プラン

~生涯にわたり働きやすいまち金沢~

雇用・所得環境の改善等により人手不足感が一段と強まる中、今後押し寄せる人口減少の波は本市においても不可避であり、将来の労働力の低下が懸念されます。

このような中、世界の交流拠点都市金沢の実現に向けて、本市経済を持続的に発展していくためには、働き手の確保と労働生産性の向上を同時に進める働き方改革を官民一体となって推進し、労働力を維持向上させていくことが必要です。

そこで、本市を取り巻く雇用・労働環境や社会情勢等を踏まえ、誰もが生きがいや働きがいを持って働ける「働きやすいまち金沢」を目指し、「金沢版働き方改革推進プラン」を策定いたしました。(2019年2月)

「金沢版働き方改革推進プラン」の一部を見直しました

新型コロナウイルス対策を契機に企業活動のデジタル化が進んだことに伴い、テレワークなどの新しい働き方が広がり、企業や労働者の働き方に対する意識や働き方そのものが多様化したことから、コロナ禍での変化を踏まえた施策を追加しました。(令和3年度)

◆改定後のプランはこちら≫≫

推進期間

2019年度から2022年度まで(4年間)

プランの基本的な考え方

働きやすいまち金沢の将来像

国の動向や本市の現状などから、働きやすいまち金沢の将来像を設定しました。

  1. 多様な人材が意欲を持って働いているまち
  2. 生産性の高い働き方を実践しているまち
  3. 仕事への満足度が高い働きやすいまち

基本理念

働きやすいまち金沢の将来像を見据え、高齢者をはじめ多様な人材が活躍するとともに、労働生産性を高めながら、仕事と家庭さらには地域活動等との両立が促進される持続的なまちを目指して、『生涯にわたり働きやすいまち金沢』を基本理念に掲げました。

基本方針

基本理念の実現に向けて、3つの基本方針に基づき、具体的な施策を推進していきます

基本方針1 多様な人材の活躍促進に向けた環境づくり
基本方針2 労働生産性の向上に向けた環境づくり
基本方針3 働きやすい職場に向けた環境づくり

目指す主な成果

働き方改革の効果をより高めるため、本市の「強み」の部分を更に伸ばしつつ、「弱み」の部分の克服にも取り組んでいきます。

【強みの強化】

  • 労働参加の促進による就業率の向上
  • 「金沢市はたらく人にやさしい事業所」表彰企業数の拡大
  • 地域活動や社会貢献活動への意識の高まり

【弱みの克服】

  • 付加価値生産性(事業従事者1人当たり付加価値額)の向上
  • 総実労働時間の削減や男性の育児休業取得率の向上

プランの策定にあたり、有識者等で構成する「金沢版働き方改革検討会議」を設置しました。(H30.5月)≫≫

金沢版働き方改革推進プラン

■概要版_パンフレット(A4_8ページ)

■本編_冊子(A4_本文90ページ)

□本編_分冊版(表紙なし)

※プラン策定までの経過

金沢版働き方改革検討会議(2018年5月設置)