働き方改革取組事例
米沢電気工事株式会社 建設業

社屋の新築による職場環境の改善・福利厚生の充実

取組の目的・背景

本社社屋は昭和55年の建設であり、新耐震基準(昭和56年改正:震度6弱~震度7強で崩壊・倒壊しない)に対応しておらず、BCPの観点から社員を大災害から守るため、新築計画を進行している。(2021年4月竣工予定)

取組方法・プロセス

社屋の設計に当たっては、本社のみならず支店・営業所からも広く案や要望を収集し、社員の意見を出来るだけ取り入れた設計とした。
現在はないリフレッシュルーム(食堂)や災害時用の備蓄庫、仮眠室、シャワールーム、多様性に配慮したジェンダーレストイレの設置など様々な働き方にそった社屋となっている。
また、関連部署を同じフロアにすることで、オフィス機能が集約され、利便性の向上や業務の効率化および社員間の交流を活発化する。

取組の効果

社屋はまだ竣工していないが、耐震基準に対応することで社員が安心して働ける会社となり、また社員の意見を取り入れて職場環境に配慮した新社屋は、社員の満足度やパフォーマンスのアップ、ひいては人材の定着に繋がっていくと確信している。

米沢電気工事株式会社

金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2016年度
ワーク・ライフ・バランスの推進 社会貢献活動の推進 社員の意識向上
・産休・育休・短時間勤務制度を整えたことで、結婚・出産時の離職者が10年間0人であり、女性の雇用が定着している。
・インターンシップ生や職場見学の受入れ、定期的に近隣清掃などに参加し、地域を盛り上げていこうという意識改革につながっている。
・入寮者の意見を反映させ、独身寮を全面リフォームしたり、年齢に関係なく会社に貢献した社員が公正に処遇される仕組みを整備したことで、就労意欲の向上につながっている。
業種
  • 建設業
事業内容
電気関連の工事全般の施工および施工管理、各種設備の保守メンテナンス業務
従業員数
327名(2020年1月現在)
Webサイト
https://www.yonezawa.co.jp/