働き方改革取組事例
社会福祉法人末広保育園 医療・福祉

保育の質向上を目指すための働きやすい環境づくり(記録の電子化、処遇改善など)

取組の目的・背景

多数の女性が働く場である当園は、定年65歳になるまで個々人の家庭に合わせた働き方を選択することで、女性特有のライフサイクル 『結婚→出産→育児→教育→介護等』を乗り越えられる人生設計を立てることが可能となり、穏やかな定年→老後を迎えられるように取り組んでいる。

取組方法・プロセス

①保育現場の保育事務(個別指導計画、連絡帳、日誌等)を30台以上のパソコン、タブレット(1人1台)や専用ソフトを導入することで業務の効率化を図り、勤務時間内に業務を行う。
②園内をネットワーク化して、情報共有の徹底を図る。
③早番、遅番、土曜日の専任職員を配置して子育て中の若い職員や介護を担う中堅ベテラン職員などの利便性を図ります。

取組の効果

職員が休みやすい環境の提供
①年間有給休暇の取得実績(正規、嘱託) 1人 平均20日
②土曜日休日 (正規、嘱託) 1人 6週5休
③情報共有の徹底により、こども一人ひとりの心に寄り添った保育や、保護者に対する丁寧な対応に繋がり、利用者数が増えた。

社会福祉法人末広保育園

金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2018年度
電子化による事務負担軽減 女性の地位向上の推進 ワーク・ライフ・バランスの推進
・保育所運営すべてをソフト電子化し、保育記録等をタブレットで入力・共有、事務負担が軽減した。
・役職に応じたキャリアアップ手当支給や人事考課の実施などにより、保育所職員の処遇改善を行った。
・月1回以上有給休暇取得を推進(正規・嘱託)するなど、有給休暇制度を充実している。
業種
  • 医療・福祉
事業内容
幼保連携型認定こども園「すえひろこども園」運営 乳幼児の保育と教育
従業員数
36名(令和4年2月1日現在)
Webサイト
http://www.spacelan.ne.jp/~kodom034/