働き方改革取組事例
株式会社北日本ジオグラフィ サービス業

企業理念の見直しによる社内委員会活動

取組の目的・背景

若い人材が不足している中で、新卒採用を行いこれから先の技術者を育成することが目的です。そのためにまずは受け入れ体制の整備から始めました。若い人がどんな会社なら働きたいと思うのか、そのために自分達は何をすればいいのかを一人ひとりが考え、意識できるようにしました。その中で自分達の会社の強みを再認識し、企業理念の見直しを行いました。

取組方法・プロセス

「社会・家族に対して誇れる会社であり続ける」という新しい企業理念を基に「職場環境」「広報」「技術向上」「社会貢献活動」の4つの委員会を設立しました。自分達で会社を良くしようと、社員主導で働き甲斐と働きやすさを求めて活動しています。
・年に1度、各委員会の1年間の活動報告と今後の活動の発表
・各委員会で月に1回のミーティングの中で社員旅行、HPのリニューアル、技術研修会、測量体験教室等の企画、運営
・活動後にアンケートを行い、今後の活動に繋げる

取組の効果

委員会活動を通して、部署や役職、世代を超えたコミュニケーションが活性化され、風通しの良い職場環境になった。
広報委員会が行っているHPの更新によって、HPの閲覧から学生から採用の問合せがあった。社会貢献活動委員会が行っている小学校への測量体験学習では、小学校の先生方や生徒から喜ばれるだけでなく、社員が活き活きと子どもたちに指導し、自分達の仕事への自信とモチベーションアップに繋がっている。

株式会社北日本ジオグラフィ

金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2018年度
非正規労働者の正規雇用化 女性の地位向上の推進 ワーク・ライフ・バランスの推進 従業員主体の職場環境改善
・自主的に業務に必要な資格取得した女性パート社員を正規雇用化。正規雇用後、上位資格を取得し、現在は業務の主任技術者として従事し、ロールモデルとなっている。
・業務の平準化を図るため、週1回工程会議を実施した結果、平均時間外労働が2割減、さらに月2回ノー残業デーを実施している。
・従業員が主体となり社内委員会を設置し、職場環境の改善活動や社会貢献活動、技術研修会等を実施している。
業種
  • サービス業
事業内容
測量、GIS(地理情報システム)、UAV(ドローン)測量、三次元測量
従業員数
33名(2019 年 2 月 20 日現在)
Webサイト
http://www.kitanihon-geo.co.jp