働き方改革取組事例
株式会社森八 製造業

残業時間0を目標とした就業時間の管理

取組の目的・背景

閑散期・繁忙期の波が大きく、繁忙期の残業時間が多くなっていた。社員の高齢化が進み、働く時間が限られている社員が増えていく中、現役世代の負担が大きくなっていたため、繁忙期の残業時間の削減に取り組むこととした。

取組方法・プロセス

・ひとつひとつの商品の作業標準時間を設け、各生産部門の生産進捗状況を見える化し、適切な人員配置をできるようにした。
・就労支援施設のスタッフに軽作業をお願いすることで、プロパー社員には付加価値の高い作業に集中できるようにした。
・製造部門と配送部門の連携を密にし、お互いの業務を補完しあうことで、工場全体の終業時間を早めるようにした。

取組の効果

・2016年と比較し、残業時間が約2割減っている。
・パート社員が契約時間どおりに終業できるようになった。

株式会社森八

金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2017年度
ワーク・ライフ・バランスの推進
・年平均残業時間を減らす取組を実施し、新製品の販売開始や業務委託していた業務を社内で行うこととしたため、労働生産性が向上した。
・繁忙期には職種を超えて業務を分担することで、勤務時間の有効化を図っている。
業種
  • 製造業
事業内容
日本三名菓の一つ長生殿をはじめ、390余年続く四季折々の和菓子を製造
従業員数
140名(2018年11月14日現在)
Webサイト
https://www.morihachi.co.jp