働き方改革取組事例
カジナイロン株式会社 製造業

時間外労働時間削減のための措置と次世代育成支援施策の実施

取組の目的・背景

・社員が能力を最大限に発揮できる職場環境をつくり、時間外労働時間を削減することで、仕事と生活の調和を図れるように検討した。
・親の職場を見学することで、親子の絆を深めてもらい、仕事に対するモチベーションをアップさせる。 また、社員には家族の大切さを再認識してもらい、ワーク・ライフ・バランスを確立させるための働き方を考えてもらう。
・公私共にやり甲斐を感じてもらう

取組方法・プロセス

・「メリハリのある働き方」の推進の一環として、週1回のノー残業デーの実施
・半日有給休暇制度の拡充(取得回数制限の撤廃)
・有休休暇取得促進のための、リラックス休暇制度の継続実施と拡大
・親の職場を見学するための子供参観日の実施
・年間所定休日数を段階的に増数する
・資格取得支援・手当制度の創設
・社内マイスター認定制度の創設

取組の効果

・時間内に仕事を終えるために業務の効率化を図り、計画性をもって働けるようになった。
・柔軟に有給休暇を取得できる制度ができ、有給休暇取得率が向上した。
・家族が工場見学をすることで、会社・家族・社員それぞれの相互理解が浸透し、相乗効果が生まれた。
・資格に挑戦することで視野や知識が広がり、公私共にメリハリが生まれた。

カジナイロン株式会社

金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2014年度
高年齢者の就労環境の整備 ワーク・ライフ・バランスの推進 社員のコミュニケーションアップ
・本人の就労意欲と技術を基に、60歳以上の社員の雇用延長を行っている。
・配偶者出産日の特別休暇付与や、親の職場を見学する子供参観日を実施。
・社員同士の感謝の言葉や激励を記入するサンクスカード制度を導入するなど、社員同士のコミュニケーション向上を図っている。
業種
  • 製造業
事業内容
合成長繊維(ナイロン・ポリエステルなど)の仮より加工、複合加工糸の製造
従業員数
130名 契約社員・アルバイト・派遣社員含む(2024年2月現在)
Webサイト
http://www.kajigroup.co.jp