フルリモートワークの実現
取組の目的・背景
従業員の健康維持と、ウェルビーイングの観点から各従業員が「住みたい場所に住んで働く」ことを実現するために、フルリモートワークが実現できる体制を整備しました。
取組方法・プロセス
・ミーティングをオンラインに統一し、全従業員に業務用PC 、ヘッドセット、業務用スマートフォン、iPad を支給
・リモートワーク時の残業抑制のために、毎日、固定時間で朝礼・夕礼を実施。夕礼時は定時に上がれそうかの確認・調整も行う
・iPadで常時接続するオンライン執務室を作成し、ちょっとした声がけなども全員で共有できる環境を用意
・弊社都合の郵送物はゼロにして、会社宛の郵送物もメールとPDF に置き換えるなどの工夫で90% 以上カット
・電話回線をクラウドサービスに移行し、業務用スマートフォンと専用アプリで運用。朝礼時にスマートフォンの電源確認も実施することで、スマートフォンの電源切れなどの初歩的なミスも防止。
・自宅負担分の費用の補助として、全従業員に対して「リモート勤務手当（5,000 円／月）」を支給
取組の効果
・全従業員について、100%のリモートワークを実現（全営業日でフルリモート勤務。オフィス出社率0%）。3年間ほど継続中。
・業務管理の徹底により、リモートワークにおいても平均残業時間1時間／月を実現
・業務管理の徹底により、リモートワークにおいても有給取得率94%を達成
・従業員の60%が、居住地を東京都から石川県や神奈川県など各々が希望する居住地に移転できた。
・外国人の従業員が帰省などで海外に移動した場合でも、問題なく業務を遂行できた
・アルバイト採用についても完全リモートワークで実施することで、石川・東京・長崎・広島など幅広いエリアの人材を採用できた
・プライベートで発生する子供関連のトラブルや関連イベントにも、従業員の都合に寄り添って柔軟に対応できる体制を構築
・従業員の居住地が東京一極集中から全国に分散できたため、BCP（事業継続計画）的な観点でも好ましい状態を築けた
