働き方改革取組事例
株式会社金沢環境サービス公社 サービス業

主に精神障害者を雇用し、障害者職場実習も積極的に受け入れ

取組の目的・背景

障害者雇用を通じて社会福祉貢献できないかと考え、石川県立産業技術専門校を通じて障害者職場実習受け入れを開始した。

取組方法・プロセス

平成24年度より精神・発達障害者の雇用を開始し、現在5名就労継続中(法定雇用率3.5%)。
障害者の職場定着に力を入れ、職場のフォロー体制を充実させるため、従業員に障害者支援の資格取得を推奨、企業在籍型職場適応援助者2名、障害者生活相談員5名、雇用環境整備士(第Ⅱ種)3名、精神・発達障害者仕事サポーター6名取得している。
また障害者の職場実習を精力的に受け入れ、年間10名程度、事務作業・清掃作業の実習を受け入れている。

取組の効果

社員に積極的に障害者支援の資格取得を促した結果、周囲の社員が障害者を理解しようとする意識が高くなり、定着するための様々な提案をする等、サポートを進んで行うようになった。また本人も一生懸命定着するための努力を心がけるように変化していった。
本人の特性や性格を見極め、サポートする社員を厳選し、希望と適性を把握して本人の得意分野を発揮できる様な適応部署に配置、今では大事な戦力として会社に貢献している。
平成28年1月いしかわ障害者雇用推進カンパニーの認定を受け、平成29年9月25日には独立行政法人法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞を授与された。

株式会社金沢環境サービス公社

金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2018年度
障害のある方の積極的雇用
・障害者雇用の促進に取り組むとともに、障害者職場実習を積極的に受け入れている。
・障害者の職場定着のため、従業員の障害者支援資格取得を推奨し、企業在籍型ジョブコーチ2名等取得、 従業員の適性に応じたサポートを行っている。
業種
  • サービス業
事業内容
下水道管路維持管理、下水道処理施設維持管理、公害分析調査、一般廃棄物・産業廃棄物収集運搬、浄化槽清掃
従業員数
135名(2019年2月1日現在)
Webサイト
http://www.kanazawa-espc.jp