働き方改革取組事例
社会福祉法人 北伸福祉会 医療・福祉

女性の地位向上の推進、高齢者の就労環境の整備

取組の目的・背景

育休制度や育児短時間勤務制度等を整備し、職場全体に理解及び浸透が見られるものの、その間は他の職員の負担が増えることとなり、かつ男女問わず定年(60歳)を超えても働きたいと希望する職員や、60歳を超えても新規雇用を希望する求職者が増加しているため、定年後継続再雇用制度をさらに強化するとともに、高齢者雇用についても推進することとした。

取組方法・プロセス

・従前から、雇入通知書に定年(60歳)の後、70歳までの継続雇用を明記しているところ、2018年度から、再雇用の際の基本給について基準を設け、職員に公開することで、継続雇用職員の待遇を明確化し、安心して働ける環境を整えた。
・一部職種(介護補助員、調理補助員、事務員等)の求人について、高年者応援求人とした。

取組の効果

・2016年度及び2017年度の女性職員の育休取得及び復帰率は、2013年度から引き続き、100%となっている。
(2016年度11名、2017年度7名)
・2017年度の60歳以上求職者の新規雇用が11名のところ、2018年4月1日から10月31日までの60歳以上求職者の新規雇用は、15名となっている。

社会福祉法人 北伸福祉会

金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰 2016年度
女性の地位向上の推進
企業内保育所や育児休暇、介護休暇制度を充実させることで、社員各々の生活環境に配慮し、安心して仕事に取り組める環境を整えている。
女性役職者の割合が、過去5年間約40%と高い割合で推移している。
業種
  • 医療・福祉
事業内容
高齢者福祉施設、児童養護施設等を運営し、利用者の生活を支援している。
従業員数
591名(2018年4月1日)
Webサイト
http://www.tokinoen.com