チャレンジ報告「株式会社 エム・ビデオプロダクション」

名 称:株式会社 エム・ビデオプロダクション
所在地:金沢市田上さくら3-87
主業種:情報通信業(映像制作)
従業員:13名

2019年度金沢市はたらく人にやさしい事業所表彰受賞

経過報告 Vol.1(2019年12月)

取組の目的・きっかけは…

当社は、企業にとって最も大切なものは、社員のやりがいや働きがいだと考えています。なぜならそれなしに良いサービスや良い商品をお客様に提供することは出来ないからです。

いかに働きやすく、やらされ感なく、やりがいを持てるようにするか、それこそが仕事を求める人から選んでもらい、働く人が定着し、企業が発展するために最も重要であると考えます。

チャレンジ宣言は当社の決意を会社内外や地域に知らせ、有言実行していくために良い機会と考えました。

取組内容・経過・効果

■フレックスタイム制の実施
3ヵ月の労働時間だけを決めて、その中でコアタイムなし、日々の労働時間や休憩時間もその日各自が自由に設定できる、極めて自由度の高い制度にしました。社員からは「家庭の事情やプライベートの都合を仕事よりも優先することが出来て嬉しい」という声が上がっています。

■朝ゆっくりデーの実施
フレックスタイム制でいつでも朝ゆっくり出勤できるので、その設定をする必要性が既に無くなっていると感じています。

社内勉強会
社内レクレーション

取組を進める中で感じること・課題

公平でやりがいの持てる人事評価制度に関しては、既に制度を確立して運用しています。

社員が役職に応じ、四半期ごとに自ら行動目標を立て、一ヶ月ごとにその進捗を上司と確認していき、その評価で昇給していくという仕組みですが、目標設定や面談に時間が取られ、実際に報酬に連動するのも来年の四月とまだ先なので、社員からその実効性に疑問の声が上がっています。

生みの苦しみかもしれませんが、社員が制度に慣れ、実際に給与が上がっていけば、きっと解決できると思います。

今後に向けて

働き方改革に、会社として意欲的に取り組んでいます。

しかし、まだまだ一つ一つの改革が会社のためになるのか、スタッフのためになるのか、正しいやり方なのか、日々思案しているといったところです。

チャレンジ宣言を通じて、会社の方向性は間違えていないと自信が持てました。
これからも社員が誇りを持って働ける会社を目指していきたいと思っています。