スマートワーク導入支援事業「株式会社森八」
デジタルツール導入による業務効率化・WLB向上
デジタルツールを導入することで、業務効率化と従業員のワークライフバランス向上を目指しています。
スマートワークにおける現状の課題
・百貨店のテナントが多く、POSデータがないため、正確な在庫管理ができていない
・評価表の入力項目が多く一名の採点に20分の時間を要しており、非常に時間を要している。また、定年後の社員の評価も現役時と同じものを使っており、定年後の社員に期待している成果とのギャップが大きい。
・有給休暇の取得単位が半日単位のため以下の3つの問題が生じている
①半日で終わらない予定の場合1日休む必要がある
②数時間の予定でも半日休まなければならない
③1時間業務が早く終わりそうでも、無駄な1時間を費やしてしまっている
・紙の帳票の入力をすべて手作業で行っており、1名の事務員の半日を使用してしまっている。
スマートワーク導入に向けた取組
・各店のレジロールからデータを作成し、出荷時点在庫管理から販売時点在庫管理へ変更する
・就業規則の変更、人事評価制度の見直し
・各種帳票の基幹システムデータ入力をAI-OCRを使い、自動化する
取組の効果や取組前後の変化
・レジロールは各百貨店で異なっており、商品管理の統一に時間を要している。2025年度にはいくつかの店舗で実際に活用していく予定。ゆくゆくはローソンさんのように店長の経験値がなくても理想の在庫状況になるように在庫は本部管理し、店長は顧客サービスに専念できるようにしたい
・1時間単位の有給は導入後すぐに利用者が出て、有給取得率の向上につながっている。人事評価はリニューアル後2025年5月度、初めて導入し、入力時間の短縮につながった。浮いた時間は半期の1ON1面談に充てる予定
・現在様々な帳票の読み込みを行っており、2025年度中にはほぼすべての帳票の読み取りを可能にする予定。
企業としての目標
・出荷時点在庫管理から販売時点在庫管理を行い、効率的な生産、鮮度の高い商品の販売、食品ロスを防止する
株式会社森八
設立 | 1911年10月 |
|---|---|
事業内容 | 和菓子製造販売 |
本社所在地 | 金沢市大手町10番15号 |
従業員数 | 140名 |