育児休業体験レポート8

新谷税理士事務所

目木 健文さん

妻が初めての出産ということも有り、それに合わせて

令和5年8月8日 ~ 令和5年9月10日( 期間中32日 )取得

育休を取得した理由、きっかけは?

妻が慣れない土地での初めての出産であったため。
また当事務所で育休を取得することにより、顧問先への制度の周知、メリット、デメリットの理解など仕事への知識としても有効活用出来ると思ったため。

育休の取得にあたり、職場で準備・調整したこと

・職場内での育休中の自己が受け持っていた仕事の分担をすること。
・顧問先への周知、協力、理解を得ること。
・サービス業であるため、職場からの急な確認事項に対してはLINEや電話などを使用することにより、サービスの低下を少しでも抑えたこと。
・取得にあたり社内で自分のメリット、会社のメリットについてのプレゼンを行ったこと。

育休中の1日の主なスケジュール

育休を取れたことにより、深夜などは基本自分が子供の世話を受け持った。

朝は子供より早く起き(6:00頃には)衣服の替えの準備、顔を洗うための準備(保湿など含む)をした。
起きた後はすぐにミルクとなるためミルクも準備した後、自分の準備を行った。
子供がまた寝た後は、家事の手伝い、妻は産後精神的に不安定であったためそのケアにも努めた。

基本、家事育児の繰り返しで1日の流れる時間が非常に早かった。

育休取得の感想

【よかったこと】

・子供と触れ合う時間が増え、子供の成長をより感じられた事が一番と思う。また、妻の負担を少しでも軽減でき、家族で子供を一緒に育てるという意識を共有することができた。

【大変だったこと】

・数えられないほど有るが、やはり一番は慣れない育児かもしれない。仕事とはまた違った大変さが有り、妻のことを思う気持ちがより一層深まった。家族からは育休の取得に関してはすごく感謝をされた。
・仕事への影響は顧問先の理解、協力も有りほとんど無かったと思われる。職場からの業務内容の確認事項に対しては上手くLINEのテレビ電話などを使い対応することが出来た。

育休の取得を検討中の方へのメッセージ

色々と大変と思うが基本的には取った方がメリットは大きいと思います。
仕事に穴を開けるため、周りの理解が大事になると思うが、自分、会社双方にメリットが大きく今は双方に助成金なども有り、支援は手厚いです。

そしてこれをきっかけに育児に対しての理解が深まり、子供、妻に対しての愛情もより深まると思います。

勤務先からのコメント

当事務所で初めての育休取得の対応であったため不安な点が多くあったが、所内の職員、関与先の協力、理解のもとでまあまあ満足のいく対応ができたと思われる。
職場内では、育休取得者の仕事を全員でほぼ分担できたこと、また職員が対応できないことは、育休取得者が電話等で指示したことにより対応できた。
なによりも関与先が育休取得により起こり得るサービスの低下を快く受け入れたことが最大の原因かもしれない。日頃の関与先への誠実な対応の成果と考えられる。