育児休業体験レポート20

経営指導員
H さん

育休を取得した理由、きっかけ

・妻から育児休業を少しでも取得してくれたらありがたいと言われていたため
・職場に男性の育児休業の制度があったため
・男性の育児休業が許される社会風潮になりつつあったため
・自分自身がまとまった期間で育児や家事に専念したいと思っていたため

育休の取得にあたり、職場で準備・調整したこと

 職場の皆さんには、育児休業の開始予定日の約4か月前に伝え、半年間分の引継書をできるだけ詳細に作成しました。
 子供が生まれてから1~2か月は、昼も夜も関係ない24時間体制になりますので、少しでも眠れるときに寝ておく必要があります。しかし、それが朝なのか昼なのか夕方なのか、毎日バラバラで分かりません。ですので、メールでやり取りさせていただけたのも、対応しやすくてありがたかったです。電話だと、かける側もきっと気を遣ってしまったと思います。

育休中の1日の主なスケジュール

午前:掃除、洗濯、朝食
午後:昼食、買い物
夜 :沐浴、寝かしつけ、夜食、洗濯
その他:随時オムツ替えやミルク等

育休取得の感想

【よかったこと】
・子供の日々の成長を身近で実感できたこと
・自分の育休が終了したあとの妻の大変さを想像することができるようになったこと
・家族の時間をしっかり楽しめたこと

【大変だったこと】
・月齢に応じた大変さはそれぞれありましたが、すべてが貴重な体験で、とても有難い時間でした。

【家族の反応】
・育児休業の取得を喜んでくれましたし、いつも頼りにしてくれました。

【仕事への影響】
・半年間という長期間、仕事から離れたことで、スムーズに復帰できるか不安でしたが、自分としては本当に半年間も離れていたか?と思うほど、すんなりと復帰できました。これは、職場の先輩方や関係者の皆さんが、私の育児休業中に、私の仕事のすべてを引き受けてくれていたお陰でした。私の育休中に大変なことも少なからずあったと思いますが、復帰を温かく迎えていただきました。本当に感謝しかありません。

育休の取得を検討中の方へのメッセージ

 もしも取得を迷っているなら、無理をしてでも取得したほうがいいです。
 私も、職場の皆さんへ育児休業を取得したいことを伝えるまで、妻とも何度も話し合いましたが、すごく悩みました。職場で口に出す瞬間も怖かったです。でも、職場の皆さんも関係者の皆さんも、誰も後ろ向きに捉えず、しっかり受け止めて、温かく背中を押してくれました。
 私は、職場でほぼ初めての男性の育児休業で、しかも半年間という比較的長めの期間を取得させていただきました。
 そのおかげで、子供の毎日の成長を身近で実感することができました。子供が初めて寝返りが出来た瞬間は、とある冬の平日の昼間で、仕事をしていたら絶対に立ち会えない瞬間でした。これ以外にも仕事をしていたらできなかったこと、立ち会えなかったことがたくさんたくさんありました。
 新生児から半年間のことなんて、子供はきっと覚えていません。しかし、奥様とご自身の中に「とても大切な時間」としていつまでも残り続け、共有し続けられます。これは何にも代えがたい家宝だと思います。
 今は、男性も育児休業を取得することが当たり前になるまでの過渡期だと思います。今の私たちが取得すれば、次の世代の皆さんも、きっと取得しやすくなります。

 怖いのはすごくよくわかります。でも、勇気を出して「育児休業を取得したいです」と言ってみてください。

勤務先からのコメント

育休取得にあたり配慮したこと
・引継ぎ書の内容を精査し、特定の従業員に負担が偏らないよう分散・共有化しました。

職場内・外の反応
・事前にできる限り周知していたため、内・外ともに混乱はなく、協力してくれました。

今後の取組
・今後も性別を問わず、育児休業が取得しやすい職場風土づくりを継続します。また、復帰後も仕事と育児を両立できるようサポートしていきます。