オンラインインターンシップ実施例

株式会社西村総建

西村総建について

西村総建は2013年に創業し、建築業界のベンチャー企業です。従業員数は12人で、平均年齢は29歳です。

創業前は社寺建築に携わることが多く、その中で日本の文化を継承し、建物作りを通して持続可能なまちづくりに挑戦しています!

オンラインインターンシップをやろうと思ったきっかけ

いろいろな学生のニーズにあわせたインターンシップを実施することで、参加人数の増加につながると思ったからです。創業間もない小さな会社なので、まず学生の目にとめてもらい、会社について知ってもらうことが大切だと考えています。

オンラインで実施することで、授業の合間に参加してもらえたり、気軽に参加してもらえたりと、インターンシップに参加するハードルを少しでも下げることも狙いとしてありました。

実際に参加した学生さんからの感想として、「オンラインの方が対面より気軽に参加できました」という声や、「移動時間がないので楽だった」というお声もいただき、オンラインの実施をしてよかったと思いました。

難しかったこと、苦労したこと

実施する企業側がオンラインに慣れていないこともあり、オンライン独自のトラブルへの対応に苦労しました。実際に想定されるトラブルを事前に予習しておき、対処方法をまとめておく必要があると感じました。 

やって感じたこと、よかったこと

インターンシッププログラムの中で、「新事業を一緒に考える」というものがありました。学生たちの斬新なアイディアに私たちが「おおっー!」となったものもありましたし、これから学生たちと何か一緒にできたら面白いなと思いました。
また、インターンシップが終わったあとも、参加してくれた学生からインスタグラムの更新のアドバイスをもらったりと、その後のつながりができたことがよかったと感じました。

オンラインだからこそ授業の合間など、気軽に参加してもらい、まず私たちのことを知ってもらえてよかったです。今後は自社のSNSや採用ページを使って遠方の学生にもオンラインインターンシップに参加していただけるよう工夫していきたいと思っています。

学生や他の企業に向けて

まず学生に向けては、インターンシップはその企業に就職した後でお互いのミスマッチを減らせる機会になるので、オンライン、対面問わず、積極的に参加してほしいと思います。オンラインだと気軽に参加できるので、オンラインで参加してみて、いいなと思ったら実際に会社説明や面談にいくのもアリだと思います!

企業に向けては、
①仲間をつくる
②会社にとって、自分にとって成長できる機会だととらえる
ということを伝えたいです。

オンラインインターンシップは自社の力だけでできたわけではありませんでした。特に中小企業では仕組みづくりをできるだけの人員も余力もありません。社内だけではアイディアが枯渇しますが、同業他社とプログラムについて話し合うなど、仲間がいるとアイディアをもらえたり、励まし合ったりできます。ぜひ同じ業種を盛り上げていくためにも仲間を作ってみてください。

今回初めてオンラインで挑戦しましたが、結果としてオンライン会議に抵抗がなくなり、社内でのオンライン活用もかなり進みました。何事も初めての挑戦は怖いものですが、一歩前進することで、会社も自分も成長できたと感じました。

これから金沢でたくさんの企業でオンライン化が進み、金沢で就職する若者が増えることによって、金沢がよりよい街になっていったらうれしく思います。その一助になれるよう、弊社でも取組を進めていきたいと思っています。

株式会社西村総建

設立

平成25年6月

事業内容

住宅リフォーム工事
木造建築設計施工
歴史的建築物修復工事 など

本社所在地

石川県金沢市疋田1-333

従業員数

12名

ホームページ

https://n-soken.com/