チャレンジ報告「株式会社 カネマサ」

働き方改革チャレンジ宣言(2018年7月12日)

社員一人ひとりの豊かな生活環境の実現の為、働き方改革により効率的かつ快適な労働環境の創出を行います。

名 称:株式会社 カネマサ
所在地:金沢市泉本町2-150
主業種:建築材料販売・ネット通販
従業員:29名

【取組期間】2018年8月~2020年8月
【取組目標】

  1. ICTの活用により業務を効率化します
  2. ペーパーレス化を実現します
  3. テレワークなどの環境を整備します
  4. 女性の社会進出の促進と男女の雇用の均等化を図ります

関連ファイル

経過報告 Vol.3(2019年12月)

取組内容・経過・効果

■会社内でチャイムの導入
約60%の社員が定時のチャイムで帰宅、約34%の社員が残業1時間内/日で帰宅するようになりました。

残り6%の社員については、現在該当者の仕事の専門性が高く、他への仕事の分担ができず、専門性をもつ人材が限られていることから改善に苦慮している状況です。

■新基幹システム並びに会計システムの構築
大方のシステムプランの構築が終わり、現在は運営マニュアルの作成に入っています。(システム完成は2020年5月予定)

■オンラインルームの活用
実際のデモンストレーションを行って、現在協議をしている段階です。

■働き方改革推進委員会
継続して活動しています。

■作業ツールの検討
受注や情報のやりとりにおいて、比率的には現状多くの割合を電話・FAXが占めています。

LINE@などのアプリや各種ツールを新システム導入と同時期に稼働することを検討しています。

■土曜日営業の見直し
全週営業から、第1,3,5週を休業日へ

今後に向けて

今回の働き方改革は新システムへの移行を行う前提事項として、各社員、各部門の仕事の洗い出しを行いました。

新システムの話を重ねる毎に、自分たちの現状の仕事の問題点が明確化され、社内の働き方改革に対する意識が高まってきています。

現状の問題点としては、ソフト面が追いついていないことがあげられます。働き方に対する意識は高まっても、ITスキルが会社の従業員全体として足りていないことによるハードの活用度が課題です。

前回も記載させていただきましたが、ソフト面とハード面の両輪を如何に上手に稼働させることが本当の働き方改革実現に繋がると考えております。生産性と幸福度の高い企業を目指し、日々邁進してまいります。

経過報告 Vol.2(2019年6月)

取組内容・経過・効果

■会社内でチャイムの導入
効果が継続しており、早く帰宅を心がける社員が増えています。

■新基幹システム並びに会計システムの構築
外部ITコンサルタントを入れ、指導を受けながら進めています。システム完成は2020年5月予定。入力作業の省力化の為、新システムとOCRとRPAの連携を現在も協議中。

■オンラインルームの活用
オンラインルームによる営業の際の時間短縮並びに移動に関する費用の削減。また、運転によるリスクの軽減を検討中です。

■働き方改革推進委員会
各部署の課題や解決手法、対策の進捗状況を毎週確認。委員会メンバーが働き方改革関連のセミナーや展示会、企業訪問へ行くなど、働き方改革に関する情報収集を行う以前までは、属人化した従来のやり方を変えることができないと話していた社員が、働き方改革の必要性を認識するようになってきています。

今後に向けて

全部門の全ての社員が働き方改革に対するヒアリングやミーティングに参加することにより、会社内の働き方に関する意識が非常に高まっています。

しかしながら従来の手法を変更するには、まだハード面の環境が整っておらず簡単には進まない状況です。

ソフト面とハード面の両輪を上手にまわすことにより、本当の働き方改革が実現できると考えております。今後も持続可能かつ幸福度の高い企業となる為、働き方改革を妥協なく進めていきます。

経過報告 Vol.1(2018年12月)

これまでの取組

  • 会社内でチャイムの導入(出勤時間のメリハリを付ける為) 
  • 新基幹システム並びに会計システムの構築(生産効率UP、ペーパーレス、省力化) 
  • 複合機から直接各部署へPDFで転送→編集し、顧客へ返答するなど、ペーパーレス化に取り組んだ。 
  • 働き方改革推進委員会を社内で立ち上げ、各部署の課題や解決手法、対策の進捗状況を毎週確認した。 
  • 委員会メンバーが働き方改革関連のセミナーや展示会、企業訪問へ行くなど、働き方改革に関する情報収集を行った。

経過・効果(成果も課題も)

■会社内でチャイムの導入
すぐ効果が出ました。チャイムが鳴ると声を掛け合い、早く帰宅を心がける社員が増えました。 

■新基幹システム並びに会計システムの構築
外部ITコンサルタントを入れ、指導を受けながら進めている。システム会社3社によるプレゼンを行い、今年中にベンダーを確定させる。システム完成は2019年12月予定。入力作業の省力化の為、新システムとOCRとRPAの連携を協議中。 

ペーパーレス化
人の動線が減りました。今までは紙によって人が動かされていましたが、机で集中して仕事ができるように少しずつなってきました。但し、従来通り紙の出力を続けている社員もおり、現状は全員に浸透している状況ではなく、今後の課題となっています。 

■働き方改革推進委員会での進捗状況確認
働き方改革について、従来からのやり方を抜けきれない所がある。知識や情報が足りない部分があり、対策の進捗が遅れている部署もあった。但し、各種セミナーや展示会に行くなど、情報収集をすることによって、足りていない部分は少しずつ補ってきています。

今後に向けて(目標、意欲)

働き方改革を進める上で、働き方改革を望む社員と望まない社員がおり、会社全体で一気に推進を行うことが難しいところがありました。

しかし、現状の働き方では人手不足解消や生産性向上に繋げることができないことを社員間で認識し、少しずつですが働き方改革に全社で取り組めるようになってきました。働き改革の実現には多くの時間やお金、社員の理解が必要となりますが、持続可能かつ社員の幸福度の高い企業になるため、日々邁進してまいります。